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2018年11月15日

加齢性難聴

【加齢性難聴】
まず、聞こえ、音を感じる仕組みについてです。
音は空気を振動させ、鼓膜に伝わります。鼓膜の振動が、耳小骨を経て蝸牛に伝わります。
蝸牛の内側には有毛細胞がたくさん並んでいます。音の振動が伝わってくると、有毛細胞の感覚毛が揺れる音により電気的な刺激に変わり、聴神経に伝わります。
加齢性難聴

したがって有毛細胞の感覚毛が痛んだり抜けたりして、有毛細胞が減ってしまうと音を聞く能力が低下します。

有毛細胞は加齢によって壊れ減っていきます。30歳くらいから聞く能力が低下しはじめるなど、少しずつ影響を受けます。
そして、65歳を過ぎると3人に一人、75歳以上では7割以上の人が加齢性難聴と言われています。

有毛細胞が減っていくのは老化現象の一つで、これを避ける事はできません。ただ進行を抑える事は出来ます。

◆加齢性難聴を進行させるもの◆
一番大きい要因は騒音です。有毛細胞が大きな音を聞く事で傷んでしまうのです。
また生活習慣病も影響します。有毛細胞に血液を送る血管が傷んだり、流れにくくなったりする事で、有毛細胞が減ってしまいます。

◆難聴の弊害◆
聞きづらいまま放置しておくと、対人関係が上手くいかなくなる、会話がおっくうになる事から、引きこもりがちになり、認知機能が低下したり、うつになったりする事があります。
加齢性難聴

年を取って耳の聞こえが悪くなってきたら、早めに耳鼻科を受診し、補聴器の使用も考えましょう。



  • Posted by いながき薬局(立川市) at 16:24│Comments(0)
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